こんにちは、かおるこです。
この記事をリライトしている「今」は、コロナパンデミック渦中の2021年です。
10年前に書いたこの記事を読み返して、まさに今「生きる能力」が必要とされているように思います。
10年前には想像もしなかった「出社せずに、オンラインで仕事をする」「出席せずに、オンラインで勉強する」などが、コロナパンデミックによって加速しています。
今後ますます必要となる「生きる能力」を高める方法を今日はお伝えできればな、と思います。
事務職は10年後なくなる可能性が
昨今では、人工知能AIが驚くほどのスピードで発展を遂げていて、ふと「自分の仕事なんて、いつかAIにとってかわられてしまうんではないだろうか?」と不安に思ったことはありませんか?
実際、AIの出現でなくなるだろう職種は
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一般事務員
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銀行員
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警備員
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建設作業員
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スーパー・コンビニ店員
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タクシー運転手
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電車運転士
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ライター
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集金人
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ホテル客室係・ホテルのフロントマン
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工場勤務者
これらを予想されています。
有名な経営者が未来予測のなかで、
AIの時代は必ず来るから、その時代が来た時に、人間にしかない能力をのばしておくことが大切なんだ
とテレビで話していることを聞いて、とても腑に落ちました。
人間にしかない能力とはなにか?
結論から言ってしまうと、これから必要とされる能力とは、「想像力と直観力に優れている人」、つまり、「無から有を生む力を持っている人」ともいえます。
先ほどの経営者は、エンターテイメント産業の発展を視野に入れているので、子供の頃はとにかく一生懸命遊びなさい、と話していましたが、
未来予測が困難な現在、詰め込み式の勉強で優秀な成績を取り、 一流の大学を出て一流企業に入り、安定した生活を送ってきた人間ではなく、想像力と直観力に優れた人間が必要とされる時代となりつつあるようです。
しかし、この大切な能力をはぐくむ幼少時の環境が劣悪化していくなか、必要とされる能力を持つ人間が少なくなってきているところが実際のところではないでしょうか。。。
少なくなってきたからこそ、差がつく!発想力と、直観力
創造力や直観力、発想力
これらは、子供の頃にどれほど五感をフルに生かした生活をおこなってきたかによって大きくわかれます。
子供たちは野山を駆け回って自然に触れ、感覚や刺激を受けて、この時期に前頭連合野や右脳を発達させるのです。
しかし、時代の変化によってこの大切な時期に、これらの機能を発達させるきっかけが失われつつあるのが今の現状だからです。
こんな現代にこそ、必要とされる能力でもあり、あなたが幸せに生きていくための能力の一つであるということを、伝えてゆきたいと思っています(^-^)
「未来が見えるタイムマシン」が使えるとした、あなたは何をしますか?
歴史上の「成功者」と呼ばれる人たちの経歴を見ると、有名大学に行ったわけでもなく、小さいときにとりわけ優秀だったというわけではないことに気が付きます。
日本で有名な「成功者」で、丸漢の社長でもあられる斉藤一人さんもその一人です。中卒でゼロから富を築いたといわれています。
また、コンピュータ関連で有名な方はビル・ゲイツですが、彼も大学を中退という経歴を持っています。
やはり、成功者と学歴は関係ないようです。
では、成功者と呼ばれる彼らはどんな能力がずば抜けていたのでしょうか?
それは「直観力」だといわれています。
この力とは、言えば、あなただけが自由自在に未来を見ることが出来る「タイムマシン」と名づけることもできる、それぐらいあなたの人生を左右する能力でもあるのです。
あなたの想像力を十分に発揮して「先を見通すことの出来る力」、それが「ひらめき」、「第六感」です。
五感が発達している人ほど想像力や直観力が優れているのはどうやら事実のようです。
脳というのは幼少期に急速な発達をし、9歳ごろまでには良い頭が出来上がってしまうと言われていますが、最近の脳研究では、脳とは大人になっても発達しつづけることがわかっています。
脳を発達させ、想像力や直観力を高めるためには一体どうしたらよいのかを次の項でお話してゆきたいと思います。
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右脳を活性化させる
先日、世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」という本を購入してみました。
ここには、なぜ大企業が著名なアーティストを幹部に招いたり、CEOたちがこぞって美術を学ぶのかという理由が書かれています。
これを読むまで、いわゆる上流階級の人たちは、美術品を投資として使用しているのではないの?と思っていましたが、
その流れは少しずつ変化していて、経営者たちは、これからの時代、論理的思考、MBAでは闘えない、アート的思考、感覚的思考が必要と、直感的に捉えているようです。
マインドフルネス瞑想を積極的取り入れている企業は、グーグル、インテル、IBM、フェイスブック、そしてその流れは米国防総省、米農務省などがあります。
左脳と右脳の役割とは?
AI時代に勝てる能力として「右脳」を挙げる理由に、その役割の違いがあります。
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左脳の役割は、論理的、短期記憶、計算、顕在意識
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右脳の役割は、直感・ひらめき、大容量記憶、イメージ、立体、潜在意識
つまり、左脳の役割がほぼAIで搭載できてしまうということです。
しかし、左脳AIで取得した情報を、右脳に渡して、新しいものを生み出したり、多角的にみることでアイデアが生まれたりと、生み出す力があるのは、右脳だからです。
よって、右脳とは、そのまま人間たるものとも言えるでしょう。
スピリチュアリズムを担当する右脳
人間がなぜ生きているか、というのは、永遠に解明することができないと思います。
卵子に精子が受精して、新しい命が生まれる、固体としての生命が誕生する、
しかし、この肉体は借り物です、いつかそれを脱ぎ捨てて、魂と呼ばれる原動力は旅立ちます。
魂を科学しようとしても、今の科学では証明することはできません、
しかし、アメリカハーバード大学の神経解剖学者ジル・ボルト・テイラー博士はある日、左脳だけを脳梗塞をおこしてしまったことから、右脳だけの世界は「ニルヴァーナ(悟り、涅槃)」だったと証言しています。
言語や理論を司る左脳が停止した時、右脳でみた世界は、境界のない仏がみた世界であったことが書かれています。そこに常識などは存在しなかったようです。
今や、常識とかに囚われない発想ができることは、とても貴重な能力です。
右脳、鍛えてゆきましょう!
ニューロフィードバックで右脳を鍛える
ちなみに、私は今年になって脳波測定器を購入し、ニューロフィードバックなることもはじめました。
ひらめきをおこす脳波というものにセットして、その脳波が出るタイミングを音が教えてくれます。
その音を報酬ととらえ、反芻することで脳は学習し、自然とその脳波を出せるようになるという方法を、ニューロフィードバックといいます。
自己啓発業界で大成功をおさめているアンソニーロビンズも「今世紀で一番の発明」と推奨しているとのことです。
手前味噌ですが、こちらには願望実現に関する右脳左脳について記事を書いているので、よろしかったらご覧になってみてください。