こんにちは、かおるこです。
きちんとカロリー計算して、食べたいご飯を我慢して、筋肉を鍛えるために、エスカレーターより階段を選んで、コツコツ消費カロリーを稼いで、やっとのこと手に入れた目標体重!
しかし、これらのダイエットの大敵は、リバウンド
「結果にコミット」で有名なダイエットトレーニングジムでは、著名人が結果を出したCMを採用していますが、彼らのリバウンドが問題になっているらしく、ダイエットのプロ集団であっても、リバウンドはダイエットの大きな敵になってしまっているようです。
しかし、解決の糸口は、意外なところにありました。
先日、私はある脳生理学の本を読んでいて、「なるほど、リバウンドがおこる本当の原因は、ここにあったんだなぁ」と思ったことがありました。
それは「今の体型は、あなたが脳で作り出している」という話で、実は、各個人にはそれぞれ異なる体重にセットポイント(一定値)を持っており、それを守るために中枢神経系が機能して体重の平衡を維持しているという説があるのです。
セットポイントが今の体形にあるのであれば、どれだけ努力や苦労を重ねても、
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きつい仕事が続いたり、
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ストレス過多になったりした、
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誰かに心無い言葉をかけられて傷づいたりなどの、
ちょっとした刺激で、食欲が加速したり、動くことが億劫になって、あっという間にセットポイント値(ダイエット前)に戻ってしまうのではないでしょうか。
つまり、何か行動を起こす前に、本当に必要なことは、セットポイントを、希望の体形にセットしなおすことなのではないかと思ったのです。
リバウンドを繰り返す理由
セットポイント説・・・わかりやすく言いますと、急激なダイエットをしたとき、「体脂肪が減っているぞ!」という情報が末梢から脳へ伝えられます。
すると脳の中の「バランスを保とうとする働き」が「体脂肪が減っているぞ!」という情報をキャッチし、体脂肪が減らないように食欲を増進させたり、消費エネルギーを減らしたりと、体重が一定に保たれるように調整しようとするわけです。
つまり、短期間で急激にダイエットするとすぐにリバウンドしてしまったり、減量中に停滞期が訪れるのも、これらが原因と考えられます。
これは書籍によると、遺伝子によって決められているという話なのですが、かおるこはこの情報が、その人の潜在意識で変えることができるものだと考えています。
と、いうのも・・・リバウンドを克服し、成功したダイエッターの多くが「一番最初に行ったのは、痩せた自分をイメージしたこと」という方法を語っているからで、脳にしっかりとイメージを定着させることで、リバウンドを防止することが可能ではないかと考えるのです。
「ストレスで太る、痩せる」の理由
人生で太りやすい時期は
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幼少期、
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思春期、
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更年期
と3度あるそうですが、それ以外の太ってしまった時期を振り返って、大きな理由に「過ストレス」というものが挙げられます。
ではどうしてストレスを感じると太ってしまうのか・・・それは、このセットポイント説に理由が隠されているようです。
通常は自分の心地よいと思う体型にセットされているはずなのですが、このバランス指令を出している部分(それが脳の視床下部にあるとされています)が過度のストレスにさらされて、自分にふさわしい年齢体型を認識できず、ボディイメージが歪んでしまいます。
なので、成功するダイエットを希望する場合、食事制限や運動の前に、まずは視床下部を含め脳神経系の成熟発達・・・すなわち内面的、精神的な充実をさせることが一番重要だといえるのです
イメージ力をダイエットに活かそう!
以前、私の知人男性で、大幅な減量に成功した人がいました。
その方が教えてくれた方法は、やはり痩せた自分をイメージをすることを大切にした方法でした。
ダイエットを開始する前に、寝る前にリラックスした状態で自分が痩せたところをイメージし、体を動かすことが楽しい!ということをとことん言い聞かせたそうです。
そうして1週間ほどイメージすることだけを頑張り、その後、本格的に運動や食事制限を始めたのですが、空腹感に苦しむこともなく、停滞期もそれほどなく、無理なくストンと減量に成功したとか。
今回の「セットポイント説」を読んで、彼のダイエット方法が正しかったのだなぁと改めて思いました。
ちなみに現在も彼はスリムな体型を維持したままで元気に過ごしています。
香りをダイエットに取り入れてみよう
香りでダイエットというと、空腹感を紛らわせるためだけに活用されると思われている方が方が多いようですが、アロマが持つ「脳にリラックスを伝えられる」という、香りだけが持つ作用で、ダイエットの天敵、ダイエットに活用できたらいいなぁと思っています。
というのも、心地よい香りは視床下部にリラックスを発生させるので、その状態で痩せた自分をイメージする。心地よい状態で、理想の体型となるセットポイントを設定させれば、自然に無駄な食欲は減り、消費エネルギーを増やしたりできるのでしょう。