こんにちは、かおるこです。
世の中には、様々な現象に対する方程式って存在しますよね
ビジネスマンで間で有名なパレートの法則(80:20の法則)は、売上の8割は、全顧客のうち2割で生み出している、とか、納税額の8割は、対象となる全住民のうち2割の富裕者層が担っている、など。
ランダムのようにみえる現象も、統計をとることで、法則性がうまれてきます。
もし、その工程をきっちりこなしていくだけで100%の成功が約束される「幸せの法則」があるとしたら、、、
そんな方程式があるならば、ぜひ活用してみたいと思いませんか?
ここに、「300:29:1」という数字があります。
これはある統計学から割り出された比率なのですが、これを成功の法則に活用できるというのが今日のお話です。
小さな成功体験を大切にする300:29:1という方程式
アメリカの統計学の学者が発表したデータに 「労働災害分析」というのがあります。
それは、 労働災害が起こる確率を示したもので、研究の結果、比率が 「300:29:1」という数式がはじきだされました。
これは、現在でも飛行機事故の確率など、様々な業界で使われている有名な方程式で、多くの現象に応用できるそうです。
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1件の労働災害が起こるということは、
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29件の「かすり傷」程度の労働災害が存在し、
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300件の「労働災害ではないが、冷っとした経験がある
事例の数を統計した結果が「300:29:1」という方程式になったんだそうです。
この方程式を、物事の成功率(的中率)に、当てはめて説明してゆくと、あなたが幸せになるための大切なことが見えてきます。
大きな成功を支える小さな成功の数々
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1件の大成功、
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その背景には、29件のちょっとした成功、
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そして300件の、成功とは呼べないが、ちょっとはうまくいった体験
テレビ番組などで語られる成功者の方々の体験談を聞くと、いきなりビックチャンスに恵まれて、あれよあれよで成功した、と、ただ運が良かった、この人は特別だったんだよ、と他人事に思いがちですが、
実際に成功者の人に話を聞くと、成功の裏側に、たくさんの失敗談と、小さな成功の積み重ねを知ることができます。
先ほどの統計学者によると、成功者のほとんどは、誰もこの方程式から外れていることはないんだそう。
そう、どんなに順調に成功している人にも、必ず、下地があって、いわゆる「小さな成功体験(300件の小さな体験)」というものが背景にあるということ。
この小さな成功体験が、何回か繰り返されることによって「確信」に変わり、それが積み重なって大胆な行動が出来る・・・と、言うわけ。
チリツモを大切に
この法則で学ぶべき大切はこととは、ミジンコのように極小の、小さな小さな300の成功体験を馬鹿にせず、自分の努力の結果だととらえ、感謝する、自信をつけて、好循環をつかむ!ということ。
ちりも積もれば、、、ということわざがあるように、積み重なって、大きな成功につながることを信じること。
成功を強く望むあまり、「こんなことをしている場合じゃない!もっと大胆なことをしなければ!!」と焦ったときほど、危険です!
そんなときこそ、小さな成功を喜び、好循環に自分を持ってゆく冷静さが、大きな成功をつかめるか、失敗してしまうかの分かれ道です。